アメリカでは蛋白源は専ら牛や豚などの肉だ。
魚介類には水銀が含まれているため、２００４年
米食品医薬品局（FDA)は魚貝類の摂取には、
安全性に備えて摂取には上限を設けていた。
特に妊婦や子供には危険度が高いとして、摂取
制限ともいえるほど厳しい勧告を出しており、
取分けビンナガマグロやメカジキなどは水銀
含有量が多いとして摂取しないように勧告。
こうした摂取制限勧告の影響で、米国人の
魚の摂取量は日本人の半分程度に留まる。
この程、FDAは２００４年の勧告内容の見直し、
魚の適量の摂取は子供の成長にプラスとなる
栄養素を備えていることが科学的に実証された
として、妊婦や子供は、水銀の含有量が少ない
エビやタラなどの魚貝類を１週間に２２７～３４０
ｇの範囲内で摂取するように勧告した。
ビンナガマグロやメカジキなどは、前回同様に
水銀の含有量が多いことを理由に摂取しない
ように勧告すると共に、安全性を備えた魚貝類を
偏りが無いように摂取するように勧めている。
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