Wikipedia（ウィキペディア）は、誰でも自分の
身につけている知識を用いて編集できる百科
辞典でウィキペディア財団が運営している。
広範囲の分野で、「吾は」はと思う人が編集して
いるため、当座の資料を調べる利便さが重宝だ。
しかし、深い知識や客観性を備えていない内容も
少なくないので全面的な信頼を置くのは危険だ。
アメリカの医師グループが日常的にぶっつかる
疾病、糖尿病、高血圧、腰痛、脂質異常症や
うつ病などについて内容を精査した。
その結果は、１０件のうち９件について内容に
間違いや欠陥があったと報告している。
だが、医療に関する記事で間違いがあるのは
問題ではあるが、医療行為を本業としている
医師の４７％、医学生の７０％が少なからず
日常的にWikipediaを参照していることが判った。
誤った知識に基づいて診察や治療を受けている
とすれば、患者にとっては災難で医療ミスの
元凶と言える忌々しきことだ。
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