量から質へと、経済構造の改革に備えて
トップダウンで号令をかける中國。
1月30日に、中国国家質量監督検験検疫総局が
2017年に実施した輸出入商品の抜取り検査
結果の内容を公表した。
最新の統計内容によれば、消費者と密接に
関係する輸入商品の品質状況が、期待する
品質基準を備えていない商品が少ないことが
明らかにされている。
中国からの輸出商品の品質の低さが問題に
なることはしばしば報じられているが、各国
からの輸出商品の品質レベルが中国の要求
品質をクリアーしていないことに驚く。
輸入消耗品の家電用品、服飾、歯ブラシなど
計5291項目の抜取り検査結果での不合格率が
実に28.3%に上っている。
消耗品の中には、日本からの商品は僅かで
あろうが、機械・電気設備や一般紡績、化学
工業製品も対象になっており、これらには
日本製品も少なくない。
問題なのは、輸入品で不合格率が最も高かった
自動車用のブレーキ関連部品の46・6%だ。
絶対的な安全性を備えているべき自動車の
ブレーキ関連製品の半数近くが不良品だ。
これでは、危なくて中国国内で組立てられた
自動車には乗れないことになる。
輸出入別では、輸入品の不合格率が28・3%で
中国からの輸出品の不合格率は27%だった。
中国の税関を通過する輸出入商品の1/4以上が
十分な品質を備えない不良品ということか。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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