1662年10月31日(寛文2年9月20日)未明に
都井岬東方沖の日向灘を震源としてM7・6、
最大震度は6強(推定)の地震が発生した。
この地震により発生した津波で、宮崎県の
延岡市から鹿児島県の大隅半島にかけて
大きな被害が出た。
特に、宮崎市南部で震源地に近い沿岸部では
7つの村が津波にのまれ、海に沈んだ外所
(とんところ)村から外所地震と呼ばれる。
京都大学防災研究所は、この外所地震による
津波の規模調査のため、2018年1月下旬から
宮崎市から串間市にかけての約10ヶ所で
地面を掘削し、地層に存在する津波により
運ばれた海砂の層の厚さなどを調査する。
日向灘では、1984年までは10~20年以内の
間隔で、5回M7級の地震が発生している。
地震調査研究推進本部は、日向灘周辺で発生
する地震規模はM7・6前後で、平均発生間隔は
200年、また、一回り小さいM7・1規模の地震
では、30年以内に発生する確率は70~80%と
非常に高い評価をしている。
2017年3月2日、日向灘を震源とするM5・3の
地震が発生し、前年に発生した熊本地震が
誘発した地震で、今後も続くのではないか
とか、南海トラフの巨大地震を誘発するの
ではないかとかの不安を呼び起こした。
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