最近TVにも登場する回数が増えているのが
[帯状疱疹]と呼ばれる皮膚に現れる疾患。
過度なストレスや免疫力の低下により、
50代以上で発症するのが一般的とされる。
帯状疱疹発症は、水ぼうそうを起こす水痘・
帯状疱疹ウイルスによる。
発症すれば、ぴりぴりとした痛みとともに、
発疹が帯状に広がる。
子供の時期に、感染した水ぼうそうが治った
後も、ウイルスは体内に潜伏し続ける。
数十年後にウィルスが活動を開始し、上半身や
顔などに、帯状の赤い発疹や水ぶくれ、刺す
ような痛みが出る帯状疱疹を発症させる。
最近は20~40代での増加が目立っており、
13年までは1・2倍程度の増加で推移してきた
のが、14年は1・3倍、20年は2・1倍と急増。
その理由として、子どもへの水痘ワクチンが
14年に定期接種となったことがある。
ワクチンの接種効果で、水ぼうそうに感染
する子どもが激減したため、子育て世代の
20~40代が、子どものウイルスを介して
免疫が活性化される[ブースター効果]が得られ
なくなったことが関係しているとの指摘も。
子どもが水ぼうそうに感染しなければ潜伏
するウイルスもなくなるため、将来、帯状
疱疹を発症する人も激減する可能性がある。
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