シ モ ツ ケ
他人の金を貸し付けて、上から目線で傲慢に
振る舞うのは、さぞ気分が良いことだろう。
だが、それが借入金であればそうも行くまい。
先ずは、無駄に使われずに成果に結びつく
ことと、確実に返済されることを相互に
確認し、理解してなくてはスムースな返済に
結び付かないことは判っている筈が、中国の
場合は先に、貸し付けることが目的であった。
お金が欲しいアフリカや東南アジア諸国を
対象に、最初は国が保有する自己資金で
支援する間は良かったが、国際社会でより
多くの国を味方につけるために習近平は
10年前に一帯一路政策をぶち上げ、190
余ヶ国を仲間にし、そこにはイタリアも参加。
当然足りなくなる資金は、世界の銀行から
借りまくり、又貸しで貸し付けることに。
当然、金利は高くなり、世界銀行などが
せいぜい2~3%止まりの利率を5~8%と
世界の国を相手に高利貸し屋を開業。
調査では中国は、過去20年以上にわたって
165ヶ国に貸付けを行ってきたが、その
55%が返済期間が到来し、高利なうえコロナ
ウィルス蔓延による経済停滞で、財力の乏しい
国々で、たちまち返済が出来ない焦付けが発生。
中国政府及び国有の金融機関が、低中所得国
向けに2000~21年にかけて貸し出した資金の
総額は、1兆3400億ドル(およそ200兆円)に
達しており、途上国が中国に負っている債務は、
2021年時点で1兆1000億~1兆5000億ドル
(およそ165~225兆円)に上るとされる。
少しは返済も進んでいる筈だが、残高が
貸付総額より増え得いるのは、払えない
利息などが積み上がっているからなのだろう。
中國も、世界の銀行から借り入れた借金の
返済に追われることになり、厳しい取り
立てで、高利貸し屋の回収業務が多忙に。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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