ページ

2023年12月26日火曜日

ティティカカ湖やアマゾンで深刻な旱魃

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ツ ワ ブ キ



南米のペルーとボリビアにまたがる世界で

もっとも高い場所にある南米最大の湖

ティティカカ湖の水位が、前例のない

冬の熱波のために水位が急激に低下し、

観光業や漁業、農業に大きな打撃が。

頼みの雨季の降雨量は、例年の49%と半減。

湖の周辺には300万人以上が暮らし、

漁業や農業、観光業を営んでいるが、

漁獲量や穀物収量の減少で不安が高まる。

旱魃は、アンデス山脈を越えたブラジルの

アマゾンにも及んでおり、アマゾナス州では

50の自治体が深刻な旱魃に苦しみ、危機的

状況に陥っている。

今回の旱魃はここ100年で最悪の規模。

ブラジルの自然災害監視警告センター

(Cemaden)の報告では、降水量は例年の

半分以下で、北部の州では今後も数ヶ月間

同じ状況が続くと予想。

アマゾン川の支流であるネグロ川やソリ

モンエス川などの重要な河川についても

流量が回復する見込みはないという。

ネグロ川はマナウスで1902年以来初めて

水深が13.59mを下回り、川岸に砂州が大きく

広がっており、年末にかけて更に拡大も。

また、乾燥による山火事の発生で、州都

マナウスは煙に覆われ、大気汚染が深刻化。

旱魃の原因として挙げられているのが、一つが

エルニーニョ現象、二つ目が大西洋の海水温が

異常に上昇していることだとされる。

異常な少雨による川の流量が低下したことで、

生物多様性にダメージが及んでいる。

アマゾン内部にあるテフェ湖では、旱魃の

影響で水温が40℃に達し、絶滅危惧種で

ピンクの体色で知られるアマゾンカワイルカ

141匹が死亡したという。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: