アイスランドでは、首都レイキャビクの南西
約40Kmに位置するレイキャネス半島の町
グリンダビーク近くで噴火が発生する兆候が
あるとして、国家安全保障局は11月10日に
警戒情報を発出していた。
これにより、住民約4000人が北部へ脱出。
同国南西部では、火山活動に伴う地震が
多発しており、12日には1000回以上の地震が
観測され、アイスランド政府は緊急事態を宣言。
気象当局は、11日にマグマがゆっくりと地表
近くまで上がってきており、深さ約800mの
地点に達している可能性があるとしていた。
12月18日に、町からおよそ3Kmの位置で噴火が
発生し、約4Kmにわたる亀裂から、溶岩が
約100mの高さまで勢いよく噴出し流れ出ている。
前日の18日に営業を再開したばかりの世界
最大の露天風呂の施設「ブルーラグーン」も
1日だけの営業で休業となった。
11月30日から、ドバイで開催された温暖化
対策を話し合うCOP28(国連気候変動対策会議)
では[気候変動が火山活動にも影響を与える]と
いう研究発表には、多くの関心が寄せられた。
2010年4月に発生したエイヤフィヤトラ
ヨークトル氷河火山の大規模噴火では、
氷河の一部が溶解し、崩壊して洪水が発生した。
また、上空に吹き上がった火山灰が欧州全域の
上空を覆い、航空路が長期間に亘り封鎖された。
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