日本は爆発的に膨らんだ不動産バブルが弾け
企業は投資意欲を失い、人々は消えて行く
資産を目にして消費意欲を失い、長い経済の
停滞に繋がった。
中國は今、バブル破裂期の日本と同じような
局面に直面している。
だが、国際通貨基金(IMF)は11月に、今年の
中国の経済成長率を5・4%と10月時点の予想
から0・4%ポイント引きあげた。
不動産市況が、回復の兆しが見えたからか。
これを受けて、中国人民銀行の委員は、中国は
新たな成長資源があるから、日本の様には
ならないと強気で、楽観論を振り撒いている。
また、総裁[全体として、不動産セクターの
金融リスクは制御可能だ]だと強気だ。
地方政府の資金調達事業体(LGFV)の[融資平台]に
よる起債が、再び活況を呈しているようだ
中央政府は、地方政府の窮状に対して、財政
支援をせず、地方政府の責任ある対処に
任せると丸投げの対応方針。
資金がなければ何をしてでも、どこかから
お金を集めてこなければならない、そして
より高い利率でないとお金を出してくれない。
しかし、確実に高い利益を生む投資先が
在るわけではないから、1年先、或いは近い
将来に確実に元利返済できる筈もない借金だ。
発行されているLGFV債券の多くは、1年
以内に償還を迎える債券で、引受先の殆どは
国有銀行だろうとされる。
この先、同じようなことが繰り返されて、
危機は先送りされ、より膨れ上がって行く。
爆発の危機を含んだ時限爆弾は、膨らみ続け、
その犠牲になるのは一般国民の社会保障制度の
行き詰まりとなる。 備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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