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2023年12月18日月曜日

普通の風邪 マイコプラズマ肺炎に効く薬がない

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
金 木 犀



世界が注目する中国での子供の間で感染が

拡大している肺炎。

一日に、新たな感染者数が1万2000人、或いは

700人の患者が病院に列をなして診察を待って

いるなどのニュースが世界を駆け巡る。

毎年、秋から冬にかけて、様々な細菌や

ウィルスによる[風邪]が流行するが、中国でも

例外ではなく、風邪が流行した。

ただ、中国は3年間に及ぶロックダウンで

子供たちも外部との接触がなかった後の

初めての冬場の風邪のシーズンだったため

身体には、各種の風邪に対する免疫の獲得が

出来ていずに、感染が一気に拡大したこと。

[免疫負債]と呼ばれる現象だとされている。

だが、もう一つ問題なのが、感染の主流と

なっているされるマイコプラズマ肺炎菌。

中国国内の調査では、北京におけるマイコ

プラズマ肺炎菌のマクロライド耐性率が

90~98.4%にもなることが明らかにされている。

子供たちに唯一使用できる抗生物質で、

マイコプラズマ肺炎菌に効果がるマクロ

ライド系抗菌薬のアジスロマイシンを

使っても効果がないこと。

普通の風邪であったマイコプラズマ肺炎に

効くはずの薬が効かない状態なのだ。

即ち、効果的な治療方法がないと言うことだ。

中国国内では、抗生物質が一般の薬局で買える。

養豚、養鶏、養魚業者は、薬漬けで育てた

食材を市場に並べ、人々は抗生物質が含まれた

食材を使った食事をし、中国の人自身が

耐性菌の塊のような状態なのだ。

成人のマイコプラズマ肺炎治療に使われる

抗菌薬ドキシサイクリンやキノロンへの

耐性にも同様の事態になっている。

どんな抗生物質にも耐性を持つスーパー

耐性菌保有する人が増えれば、現在の薬剤が

全く効かない事態になり、人類は滅亡に向かう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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