世界が注目する中国での子供の間で感染が
拡大している肺炎。
一日に、新たな感染者数が1万2000人、或いは
700人の患者が病院に列をなして診察を待って
いるなどのニュースが世界を駆け巡る。
毎年、秋から冬にかけて、様々な細菌や
ウィルスによる[風邪]が流行するが、中国でも
例外ではなく、風邪が流行した。
ただ、中国は3年間に及ぶロックダウンで
子供たちも外部との接触がなかった後の
初めての冬場の風邪のシーズンだったため
身体には、各種の風邪に対する免疫の獲得が
出来ていずに、感染が一気に拡大したこと。
[免疫負債]と呼ばれる現象だとされている。
だが、もう一つ問題なのが、感染の主流と
なっているされるマイコプラズマ肺炎菌。
中国国内の調査では、北京におけるマイコ
プラズマ肺炎菌のマクロライド耐性率が
90~98.4%にもなることが明らかにされている。
子供たちに唯一使用できる抗生物質で、
マイコプラズマ肺炎菌に効果がるマクロ
ライド系抗菌薬のアジスロマイシンを
使っても効果がないこと。
普通の風邪であったマイコプラズマ肺炎に
効くはずの薬が効かない状態なのだ。
即ち、効果的な治療方法がないと言うことだ。
中国国内では、抗生物質が一般の薬局で買える。
養豚、養鶏、養魚業者は、薬漬けで育てた
食材を市場に並べ、人々は抗生物質が含まれた
食材を使った食事をし、中国の人自身が
耐性菌の塊のような状態なのだ。
成人のマイコプラズマ肺炎治療に使われる
抗菌薬ドキシサイクリンやキノロンへの
耐性にも同様の事態になっている。
どんな抗生物質にも耐性を持つスーパー
耐性菌保有する人が増えれば、現在の薬剤が
全く効かない事態になり、人類は滅亡に向かう。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿