中国国家統計局が発表した2023年のGDP
成長率は5・2%と目標を達成。
この成長率を支える大きな柱の一つがインフラ
投資で、23年度は前年比5.9%増の伸びだった。
この中で、鉄道運輸業の固定資産投資の伸びは
前年比で25.2%増。
昨年開通した高速鉄道の距離は2776Km。
日本の新幹線の総延長はおよそ3300Kmだから
これに近い距離の線路を、1年間で敷設。
高速鉄道の総延長距離は、およそ4万5000Kmと
既に地球を1周し終えている。
採算や利用率を無視した高速鉄道延長工事に
これまでに、国有企業の中国国家鉄路集団
(国鉄集団)の負債総額は、23年度末で約122
兆円に達しているが、鉄道は国の大事な資産
だとばかり気にする様子もなく、35年には
総延長を7万Kmにまで伸ばす計画だとか。
収入に見合わない路線の運営費で、既に巨額の
赤字を計上しているが、問題ないよ、らしい。
地方政府にとっては、高速鉄道の駅が在る
ことだけで、格が上がるとばかり誘致合戦。
年間収入が160円規模の小さな地方政府が
駅舎や建物、周辺道路整備などで120億円
投資して、ちかが上がるから、財政には
問題がないと楽観的。
高速鉄道が、地方政府へも債務増の加速に
協力しているようなもの。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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