珠洲市での群発地震と震央の移動に関して、
京都大防災研究所は、地殻変動のデータなど
から、深さ数百Kmのプレートから染み出した
水が原因だと指摘していた。
能登半島の地下16Km程度の領域に、2020年
11月から22年6月にかけて東京ドーム約23個分に
あたる約2900万立方mの水が地下深くから
流入したと推計。
これらが断層帯に拡散したことで群発地震などを
引き起こした可能性を提示していた。
また、流体について、2011年の東北地方
太平洋沖地震による大規模な地殻変動で地中に
水の通り道ができ、深い位置で止まっていた
水が急速に動き出した可能性もあるとしている。
この流体が引き起こす可能性のある地震に
ついては、[珠洲沖セグメント(F43)]と呼ばれる
海底活断層の深部に浸入し、M7クラスの
大地震を引き起こす可能性を指摘していた。
1月1日に発生した地震は、この時の予測を
遥かに大きな規模となったが、珠洲セグメント
(F43)で発生した地震動が引き金となって、
東と西に近接して存在するセグメントに波及し
3つのセグメントが連続して動く、大規模な
地震に繋がったと思われる。
この流体による地震の発生について、珠洲市
周辺と同様に、地下に存在が推定される流体に
よる群発地震が起こっている地域として、
茨城県と福島県の県境付近や京都府の亀岡市
付近などが指摘されている。
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