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2024年1月31日水曜日

能登半島地震のナマズは得体の知れない流体だった

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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珠洲市での群発地震と震央の移動に関して、

京都大防災研究所は、地殻変動のデータなど

から、深さ数百Kmのプレートから染み出した

水が原因だと指摘していた。

能登半島の地下16Km程度の領域に、2020年

11月から22年6月にかけて東京ドーム約23個分に

あたる約2900万立方mの水が地下深くから

流入したと推計。

これらが断層帯に拡散したことで群発地震などを

引き起こした可能性を提示していた。

また、流体について、2011年の東北地方

太平洋沖地震による大規模な地殻変動で地中に

水の通り道ができ、深い位置で止まっていた

水が急速に動き出した可能性もあるとしている。

この流体が引き起こす可能性のある地震に

ついては、[珠洲沖セグメント(F43)]と呼ばれる

海底活断層の深部に浸入し、M7クラスの

大地震を引き起こす可能性を指摘していた。

1月1日に発生した地震は、この時の予測を

遥かに大きな規模となったが、珠洲セグメント

(F43)で発生した地震動が引き金となって、

東と西に近接して存在するセグメントに波及し

3つのセグメントが連続して動く、大規模な

地震に繋がったと思われる。

この流体による地震の発生について、珠洲市

周辺と同様に、地下に存在が推定される流体に

よる群発地震が起こっている地域として、

茨城県と福島県の県境付近や京都府の亀岡市

付近などが指摘されている。

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