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2024年1月10日水曜日

新年早々能登半島で震度7 広範囲で揺れる

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
イ ソ ギ ク



2024年の年明け早々、1日16時16分に石川県

珠洲市中心部から北7~8Km付近の深さ約20

Kmを震源とするM7・6、震度7の地震が発生。

石川県志賀町で最大震度7を記録したほか、

珠洲市・輪島市・穴水町・七尾市など能登半島

北部地域で震度6強を、新潟県長岡市で震度

6弱を記録した。

また、震度4の揺れを山形県から茨城県、更に

兵庫県や奈良県でも観測するなど広範囲で

揺れを感じた。

この地震の4分前には、同じ場所の深さ約10

Kmを震源とするM5・7の地震を記録している。

本震後には余震が相次ぎ、2日間の間に震度

5弱以上の揺れ10回を含む、震度4以上の揺れを

30回ほど観測している。

気象庁の発表した震源地の範囲は、珠洲市から

南西の志賀市まで、およそ北北東から南南西

方向に南北に50Kmほどの範囲に散らばっている。

5月5日 14 時 42 分に、今回と同じ場所の

深さ約10Kmを震源とするM6・5、震度6強の

地震が発生している。

気象庁は、地殻内で発生した逆断層型の地震

だと発表し、この震源を含む東西約 15 ㎞、

南北約 15 ㎞の領域を中心に活発な地震活動が

継続しているとしていた。

一連の地震活動については、地下10Km付近で

流体の移動が大きく影響しているとされている。

だが、今回の地震は震源地が同じ場所であっても

深さが約20Kmと深く、その後の一連の震度

5強を含む地震が遥かに広範囲に散らばって

連続して発生していることから、半島の沿岸部に

沿って走っている活断層を始め、10本ほどの

小さな活断層が動いていると指摘する専門家も。

半島の沿岸部の北側に沿って、佐渡ヶ島の西端

沖から半島の西方沖まで走る3本のセグメントの

総延長およそ150Kmが動いたとする指摘もある。

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