2024年の年明け早々、1日16時16分に石川県
珠洲市中心部から北7~8Km付近の深さ約20
Kmを震源とするM7・6、震度7の地震が発生。
石川県志賀町で最大震度7を記録したほか、
珠洲市・輪島市・穴水町・七尾市など能登半島
北部地域で震度6強を、新潟県長岡市で震度
6弱を記録した。
また、震度4の揺れを山形県から茨城県、更に
兵庫県や奈良県でも観測するなど広範囲で
揺れを感じた。
この地震の4分前には、同じ場所の深さ約10
Kmを震源とするM5・7の地震を記録している。
本震後には余震が相次ぎ、2日間の間に震度
5弱以上の揺れ10回を含む、震度4以上の揺れを
30回ほど観測している。
気象庁の発表した震源地の範囲は、珠洲市から
南西の志賀市まで、およそ北北東から南南西
方向に南北に50Kmほどの範囲に散らばっている。
5月5日 14 時 42 分に、今回と同じ場所の
深さ約10Kmを震源とするM6・5、震度6強の
地震が発生している。
気象庁は、地殻内で発生した逆断層型の地震
だと発表し、この震源を含む東西約 15 ㎞、
南北約 15 ㎞の領域を中心に活発な地震活動が
継続しているとしていた。
一連の地震活動については、地下10Km付近で
流体の移動が大きく影響しているとされている。
だが、今回の地震は震源地が同じ場所であっても
深さが約20Kmと深く、その後の一連の震度
5強を含む地震が遥かに広範囲に散らばって
連続して発生していることから、半島の沿岸部に
沿って走っている活断層を始め、10本ほどの
小さな活断層が動いていると指摘する専門家も。
半島の沿岸部の北側に沿って、佐渡ヶ島の西端
沖から半島の西方沖まで走る3本のセグメントの
総延長およそ150Kmが動いたとする指摘もある。
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