ページ

2024年1月15日月曜日

能登半島地震 揺れは東日本大震災に匹敵

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
広 目 天  東大寺



2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方

太平洋沖地震では、M9・0(9・1)の規模の揺れを

記録したが、1月1日に能登半島を襲った

M7・6の揺れを記録した石川県志賀町の地震計

から得られたデータの解析では、その揺れの

強さは、東北地方太平洋沖地震の揺れに匹敵

する強さであったことが判明した。

揺れの強さを表す[加速度]を示す[ガル]は、

2825.8ガルに達していた。

東北地方太平洋沖地震は、2933.7ガルだった。

過去の国内の主な地震の記録では、

▽1995年の阪神・淡路地震 891ガル。

▽2004年の新潟県中越地震 1722ガル。

▽2016年の熊本地震 1791.3ガル。

これらを、遥かに上回る大きな揺れだった。

気象庁は、[加速度の大きさだけで被害の

大小が決まるものではないが、非常に大きな

加速度を観測したと受け止めている]と話す。

自動車に乗っていて、急発進すると座席に

抑え付けられるのは加速度によるもので、

ある大きさの速度に達するまでの時間が、

短かければ短いほど大きな加速度が加わる。

地震により、地面の揺れよって建物や人に

加速度が働くが、この作用した加速度の

最大値を使って地震動の大きさを表す。

[ガル]は地震動の大きさを[加速度]で表した

もので、1秒につき毎秒1cmの速さの変化を

生ずる加速度をいう。

速度が毎秒1cmずつ速くなる加速状態が1ガル。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: