政府の地震調査委員会は、1月1日の能登半島
地震の震源域は、能登半島の西から北東に
かけてのおよそ150Kmの範囲に及ぶとしている。
そして、これまでに確認されている複数の
海底活断層が関係している可能性が高いとする。
東京大学地震研究所は、各地で観測された
津波の波形から、震源域の断層がどう動いたか
分析した結果を発表した。 報告では、
▽能登半島の北側の沿岸に沿ったエリアと、
▽隣り合う断層がそれぞれ大きくずれ動いた。
だが、最も北東側の沖合の断層はほとんど
動いていなかったことが分かった。
1日の本震の震源は、政府の有識者検討会に
より海底断層モデルで[F43]に含まれ、半島に
沿って西から北東に伸びている。
この断層の北東端付近の南側から[F43]に
沿って北東に佐渡沖まで伸びる[F42]が存在。
この断層は、本震の際に[F43]と同時に動いた。
気象庁は、M4以上の余震の内、1日と3日の
余震の震源はこの[F42]としており、上中越沖と
して発表している。
また、9日17時59分頃、佐渡島から30数キロ
北西の深さ約10Kmを震源とするM6・0の地震が
発生したが、これは[F42]の北東の端付近に
位置すると想定される。
政府の地震調査委員会は、[F42]では一部が
動いたとはしているものの、[割れの凝り]が
存在する可能性があるとしている。
この断層が、全面的に動いたかどうかは
現段階でははっきり断定できないが、もし
この断層が、全面的に動いたかどうかは
[割れ残り]が動いた場合には、津波が発生する
リスクが高いとしている。
M7クラスの地震が発生した場合には、佐渡島は
無論のこと、新潟県の沿岸部に3m程度の
津波が短時間で到達するリスクが高いと指摘。
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