1月1日に、能登半島を襲った震度7の地震。
最初の震源となった珠洲市北部地域では、
2018年(令和元年)ごろから群発地震が観測
されるようになり、2020年(令和2年)12月頃
から活発になった。
2023年5月5日 14 時 42 分には、今回の本震と
ほぼ同じ場所を震源とするM6・5の地震が発生。
地震調査委員会が、この地震の発生後に発表した
評価では、地震発生以前の一連の地震活動は、
主に4つの地震活動域で見られてい た。
特に、能登半島の北側と東側の地震活動域で
地震活動が活発であった。
地震活動 は概ね南東傾斜の震源分布が複数
見られ、時間の経過とともに深部から浅部へ
広が っていた。
また、このM6.5 の地震はこの地震活動域の
うち東側の北部で発生し、その後の地震活動は、
M6.5 の地震発生以前の活動域よりも、さらに
北から東側の海域にも広がっている。
震央の位置が、弧を描くように陸から海へと
移動していることを指摘していた。
群発地震の発生原因として、地下10~15Km
付近に存在する流体であることが指摘された。
日本列島の下には、東から太平洋プレートと
フィリピン海プレートが潜り込んできており、
この海洋プレートは水を含んだまま、年間
数センチずつ移動し、潜り込んでいる。
このプレートから絞り出された水が地表に
向かって上昇し、蓄積されたのが流体の正体。
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