習近平の肝いりの中国軍で核兵器やミサイルを
運用する[ロケット軍]トップを務めた高官など
9人が、12月29日の全人代常務委員会の会議で
解任されたことが明らかになった。
ロケット軍は、2015年に陸海空軍と同格の
組織として新設された。
10月に国防相を解任された李尚福氏は、中国軍で
長年にわたって宇宙開発部門に所属してきた。
日本の国会に当たる全人代で、軍関係者9人の
代表資格取り消しの発表があった2日前の
12月27日には、国政助言機関・人民政治
協商会議(政協)の委員を務めていた[中国航天
科技集団]など宇宙関連の国有軍需関連企業の
幹部3人も委員を解任されていた。
8月に所在不明となっていた李尚福前国防相が
10月に解任されたことが明らかになった以降、
香港メディアなどは汚職への関与を報じていた。
中国軍では、昨年夏ごろからロケット軍や
装備調達部門が関与する大規模な汚職疑惑が
浮上していた。
中国政府の内部情報では、今回処分された
9人以外にも、李尚福氏や前任の魏鳳和
元国務委員兼国防相らも汚職に関与していた。
これら一連の汚職問題は、今後さらに中国軍
上層部の粛清へと広がりが予測されている。
汚職の具体的な内容について、米通信社は
ミサイルに燃料ではなく水を注入するなどで
燃料費を詐取していと報じている。
また、維持管理も杜撰で、中国西部にある
ミサイル格納庫の蓋が機能しない状態だという。
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