日本が冬の季節は、南太平洋の諸島や豪州は
夏のバカンスシーズンであるため、寒い時期の
海外旅行には人気が高い。
だが、この地域には夏の季節なりの危険性が
潜むが、その一つがロスリバーウイルス感染症。
日本国内も侵入して、大騒ぎを引起した
デング熱と同様の蚊に刺されることで感染する。
豪クイーンズランド州の都市、ブリスベンでは
蚊が媒介するマラリアやデング熱などは通常
見られないが、多くの地域では大雨や高温の
影響で蚊が大量発生する。
蚊の大量発生により、蚊が保有するロスリバー
ウイルスによる感染症が増えているという。
ロスリバーウイルス感染は、オーストラリア、
パプアニューギニア、ソロモン諸島で特有に
みられる感染症だが、1979年から1980年には
クック諸島、フィジー、ニューカレドニア、
サモア、バヌアツ、ワリス、およびフチュナを
含む南太平洋諸国にまで流行が拡大し、
約50,000の症例が発生している。
2011年には、豪国内で5,099人の患者が発生。
発症した場合の典型的な症状には関節痛、
倦怠感、筋肉痛、発疹、発熱、頭痛などが
あるが、70〜90%の場合は自覚症状がないか、
あっても症状は軽いとされる。
発症した場合は、特別な治療法はなく、
対症療法が中心となる。
先ずは、蚊に刺されない対応策が全てだろう。
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