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2024年5月2日木曜日

南大洋旅行には[ロスリバーウイルス]感染要注意

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
平 野 神 社



日本が冬の季節は、南太平洋の諸島や豪州は

夏のバカンスシーズンであるため、寒い時期の

海外旅行には人気が高い。

だが、この地域には夏の季節なりの危険性が

潜むが、その一つがロスリバーウイルス感染症。

日本国内も侵入して、大騒ぎを引起した

デング熱と同様の蚊に刺されることで感染する。

豪クイーンズランド州の都市、ブリスベンでは

蚊が媒介するマラリアやデング熱などは通常

見られないが、多くの地域では大雨や高温の

影響で蚊が大量発生する。

蚊の大量発生により、蚊が保有するロスリバー

ウイルスによる感染症が増えているという。

ロスリバーウイルス感染は、オーストラリア、

パプアニューギニア、ソロモン諸島で特有に

みられる感染症だが、1979年から1980年には

クック諸島、フィジー、ニューカレドニア、

サモア、バヌアツ、ワリス、およびフチュナを

含む南太平洋諸国にまで流行が拡大し、

約50,000の症例が発生している。

2011年には、豪国内で5,099人の患者が発生。

発症した場合の典型的な症状には関節痛、

倦怠感、筋肉痛、発疹、発熱、頭痛などが

あるが、70〜90%の場合は自覚症状がないか、

あっても症状は軽いとされる。

発症した場合は、特別な治療法はなく、

対症療法が中心となる。

先ずは、蚊に刺されない対応策が全てだろう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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