ページ

2024年5月16日木曜日

中東で記録的豪雨 UAE1年分が1日に降る

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
平 野 神 社



アフリカから中東地域にかけて、旱魃や

少雨状態が続く中、中東では4月16日から

17日にかけて、アラブ首長国連邦やオマーン、

イランなどが集中豪雨に見舞われた。

年間降雨量が94・7ミリに過ぎないUAEの

ドバイでは、4月16日の24時間に年間降雨量を

大幅に上回る142ミリの豪雨に見舞われた。

また、国立気象センターは、UAE東部アル

アインでは、この日の午後9時までの24時間に、

平均降雨量の2年分を超える254ミリを観測。

元来、降っても僅かな量であるため都市部でも

十分な排水インフラが整備されていないため、

UAE各地で道路の冠水や洪水が発生して、

ビル街や周辺の住宅街も大洪水に見舞われ、

高級車が道路を列をなして流れてていた。

この豪雨に対して地元では、近年では年間

300回以上も航空機で人工的に雨を降らせる

[クラウドシーディング]が原因だとの指摘も。

UAE国立気象センターは、2000年代後半から、

クラウドシーディングと呼ばれる技術を導入し、

本格的に人工降雨の取り組みをしている。

航空機から雲に対して、塩などで構成される

結露材を散布し、雲の周囲の水分を取り込む

ことで、雨が降りやすくなるという仕組み。

だが、いくら人工的に雨を降らせるとは言え

1日で1年分や2年分を降らせるというのは

現実的ではない。

現在、人工降雨大国の中国を始め、米国や

メキシコなど50ヶ国以上が人工降雨に取組む。

中東地域の広範囲に豪雨が発生していること

から、やはり異常気象によるものだ。

イランでも、各地で豪雨による洪水が発生。

当局は、ワニが生息地から洪水で押し流されて

来るため、ワニの被害に注意を呼び掛けていた。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: