コペルニクス気候変動サービスは、2023年に
ヨーロッパでは異常気象による熱波により、
健康被害が深刻な問題となっていると指摘。
[現状の対策では健康被害を防ぐには不十分]と
指摘し、熱波による健康被害に警告を発した。
EUの気象分析機関、コペルニクス気候変動
サービスは4月22日に、2023年にヨーロッパで
熱波に関連して死亡した人が20年前と比べて
約3割増えたと明らかにした。
また、2023年にヨーロッパでは平年より
7%多い降水量によって各地で洪水が発生し、
約160万人に被害が出たとしている。
更に、異常気象に伴う山火事の発生数が過去
最高に達し、気象災害に伴う2023年1年間の
経済損失は、ヨーロッパだけで134億ユーロ
(約2.2兆円)に上ったと推計されているという。
近年、夏の気温上昇が著しく、2022年は
観測史上最も暑い夏となり、平年の4倍近くと
なる63万km2もの土地が干ばつに晒された。
河川の流量低下による貿易損失、農産物の
生育不良による経済的損失も大きくなっている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿