時折、大量の魚が海岸に漂着し、時には
海岸線を埋め尽くす事態となることがある。
或いは、深海で棲息している魚な多数、
一度に打ち上げられているのを見て、地震
発生の前兆だと騒ぐ事件も少なくない。
取分け長大な魚体で頭の[飾り]が特徴的な
リュウグウノツカイや、沖縄近海まで全国的に
漂着や漁網で捕えられるサケガシラは、地震
発生の前兆として騒がれることが多い。
能登地震の震源となった海底断層が伸びて
いる新潟県佐渡両津湾の大型定置網に、
2014年(平成26年)2月中旬から3月にかけて、
多数のサケガシラが採捕されて、深海での
異常発生が騒がれたが地震とは無関係だった。
東海大学海洋研究所による地震前兆の深海魚と
言われている[リュウグウノツカイ]や[サケ
ガシラ]などる8魚種に絞って実施した漂着や
捕獲の事例確認調査結果が報告されている。
1928年11月26日から2011年3月11日までに
336件の漂着や捕獲の事例を確認。
更に、それぞれの深海魚出現日から30日後
までに、出現場所から半径100km以内に
発生したM6・0以上の地震を調査。
その結果では、深海魚出現後に地震があった
ケースは2007年7月16日の新潟県中越沖地震
(M6・8)のみだった。
このことから、深海魚の出現と地震発生とは
無関係だと結論付けている。
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