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2024年5月13日月曜日

魚類の大量漂着も地震の前兆には無関係

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
紅枝 垂 れ 桜



時折、大量の魚が海岸に漂着し、時には

海岸線を埋め尽くす事態となることがある。

或いは、深海で棲息している魚な多数、

一度に打ち上げられているのを見て、地震

発生の前兆だと騒ぐ事件も少なくない。

取分け長大な魚体で頭の[飾り]が特徴的な

リュウグウノツカイや、沖縄近海まで全国的に

漂着や漁網で捕えられるサケガシラは、地震

発生の前兆として騒がれることが多い。

能登地震の震源となった海底断層が伸びて

いる新潟県佐渡両津湾の大型定置網に、

2014年(平成26年)2月中旬から3月にかけて、

多数のサケガシラが採捕されて、深海での

異常発生が騒がれたが地震とは無関係だった。

東海大学海洋研究所による地震前兆の深海魚と

言われている[リュウグウノツカイ]や[サケ

ガシラ]などる8魚種に絞って実施した漂着や

捕獲の事例確認調査結果が報告されている。

1928年11月26日から2011年3月11日までに

336件の漂着や捕獲の事例を確認。

更に、それぞれの深海魚出現日から30日後

までに、出現場所から半径100km以内に

発生したM6・0以上の地震を調査。

その結果では、深海魚出現後に地震があった

ケースは2007年7月16日の新潟県中越沖地震

(M6・8)のみだった。

このことから、深海魚の出現と地震発生とは

無関係だと結論付けている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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