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2024年5月9日木曜日

紅麴サプリメント摂取者に尿細管の異常発生

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
平 野 神 社



[製薬]の名前が付いていても薬剤を製造して

おらず、製薬会社ではない製薬会社、小林製薬。

此処で2023年秋ごろにかけて製造販売された

機能性表示食品の紅麹を使ったサプリメントを

飲んだ人から死者や多数の入院患者が発生。

24年3月になって大阪市が回収命令の行政処分。

厚生労働省は、4月23日の時点で延べ252人が

入院し、延べ1479人が医療機関を受診たことが

小林製薬からの報告で明らかになったと発表。

神戸大学による紅麹サプリメントによる

健康障害調査では、患者はいずれも腎臓の

[尿細管]という部分に異常が起きていた。

腎臓の機能に異常が起きている患者の検査で、

体内のカリウムが通常より少なかったり、

尿の中に糖やたんぱく質が含まれたりしていた。

一度作られた尿のもととなる液体から必要な

栄養素などを再吸収する[尿細管]という部分に

障害が起きたとみられると発表している。

患者の内の60代の女性の場合は、腎機能を

はかる[GFR]という指標が一時、正常値の

半分以下にまで下がり、外来検査で経過の

観察が続くとしている。

障害発生に影響した原因物質は、1ヶ月余り

経過しても不明だが、検査では2年近く摂取を

続けた人も1ヶ月程度の摂取の人にも、同じ

障害が発生していると指摘している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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