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2025年1月13日月曜日

薬が足りない [4割超]が承認書と異なる製品

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
若 草 山 山 麓



長年服用し続けて来た薬が、近年ころころと

変るが、効き目は変わりないと説明。

理由として聞かされるのが、メーカーが

製造を止めたとか品不足で入荷しないからと

いう理由だった。

国が医療費を削減するために進めて来た

ジェネリック医薬品推進に沿って、ジェネ

リック医薬品を製造する[小林化工]に続いて

大手の[日医工]が富山県から業務停止命令を

受けたのが薬不足の発端。

[小林化工]のケースでは、製造した水虫などの

真菌症の治療薬に睡眠導入剤の成分が混入して

いたという不祥事。

水虫の菌をを睡眠薬で眠らせるつもりだった

のか、と毒づいていたが、この直後には、

[日医工]が10年以上に亘って、国が承認した

工程とは異なる製造方法での製品製造や

出荷前テストなしで出荷していた不正が発覚。

最近の報道では、それだけでは止まらず、

中堅製薬会社数社の不正が次々と発覚して

薬不足の非常事態を引き起こしたのだ。

日本製薬団体連合会(日薬連)の発表では、

2024年10月時点で[通常出荷]が行われている

医薬品は8割ほどだという。

後発薬のジェネリック医薬品を扱う全172社が

実施した自主点検の結果、8734品目中の

43・5%に当たる3796品目で製造販売承認書と

異なる製造方法で製品化されいたというだ。

国民の健康を守べき立場にありながら、

安全・安心を無視した金儲け主義が長く蔓延。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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