温室効果ガスには、二酸化炭素(CO2)、
メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、フロン
ガス等が含まれるが、最も排出量が多い
二酸化炭素(CO2)の世界の排出量は、2020年
では約314億トンだった。
環境省が、今年4月に公表した2022年度の
日本の温暖化ガス排出量は11億3500万トンと、
1990年度以降で最低だった。
2021年度比では2.5%減少した。
工場などの産業部門やサービス部門で、
二酸化炭素(CO2)の排出量削減努力が寄与。
世界の平均気温が、2023年には観測史上最高を
記録し、海水温は急上昇、氷河の融解も
驚異的な水準で進行している。
日本海の海水温の上昇は、大雪の原因にも。
最近発表された研究では、急速な温暖化に
一段の拍車がかかったのは、海上の低い位置に
発生する雲の不足が原因だったと指摘。
研究では、明るい色をした下層の雲の減少した
ことで、地球が全体に黒っぽくなり、これが
原因でより多くの太陽光を吸収することに
なって、温暖化が急速に進んでいるとする。
太陽の光を地球が反射する割合を表す現象は
[アルベド]と呼ばれる。
研究報告では、地球のアルベドは1970年代
以降減少し続けている。
その原因の一つとして、明るい色の雪や海氷が
融解していることを挙げている。
比較的暗い色の地面や水が地球の表面に
現れれば、吸収される太陽エネルギーは
増加し、地球の温暖化が加速されるとする。
明るい下層雲は、寒冷で湿った下層大気の中で
盛んに形成されるが、地球の表面温度が上昇
すればこれらの雲は薄くなるか、完全に
消滅することで、地球全体が黒くなり、その
結果、温暖化が加速する。
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