25年11月4日に、岩手県大槌町東方沖約100
Km付近の地下約10Kmを震源とするM5・2の
地震が発生し、盛岡市では震度2の揺れを観測。
その後も地震活動が続き、9日にはM6・9の
地震が発生、更に、1時間足らずのうちに
M5・6とM6・3の地震を観測した。
気象庁から、一時、津波注意報が出され、
岩手県久慈港と大船渡港で20cmの津波を観測。
気象庁の発表では、震度1以上の揺れを観測する
地震は月4日から16日午前5時までに併せて
42回発生したが、その後減少しているという。
一連の地震について、産業技術総合研究所が
三陸沖の海底に設置されている地震計の
データを使って分析したところ、一連の地震の
震源周辺では4日ごろから、[微動]と呼ばれる
数十秒以上続く小さな揺れが観測されていた。
この[微動]は、海側と陸側のプレートの境界が
ゆっくりとずれ動く[スロースリップ]による
ものと判断され、スロースリップが一連の
地震活動を引き起こした可能性があると指摘。
9日のM6・9の地震のあと[微動]の位置が、
やや北側に範囲を広げながら起きていること
から[スロースリップ]が続いているとしている。
プレートの境界で動きが続いていることこと
から、今後も地震が誘発されることは十分あり
うるとして、揺れや津波への注意が必要とする。
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