ページ

2025年11月17日月曜日

2000年前にニュージーランドのタウポ火山大噴火

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
百 日 紅



ニュージーランド北島の中央に、オセアニア

最大の淡水湖であるタウポ湖が存在する。

表面積が616km²ほどで、周囲の長さは193Km

にも及ぶ湖で、スーパーボルケーノ(超巨大

火山)の河口湖である。

研究者のチームが、西南極の氷床コアの深さ

279m付近から採集した火山ガラス片の分析

結果から、この火山ガラス片はタウポ火山の

噴火との関連性が判明した。

紀元232年の晩夏から初秋にかけての噴火に

因るものと判明した。

タウポ火山は、約2万5500年前のオルアヌイ

超巨大噴火は、世界で最も新しい超巨大噴火と

言われ、北島を火山灰と火成岩の厚い層で覆った。

タウポ火山は約2000年前に再び噴火して、

ニュージーランド史上最大の噴火とされている。

この時の噴火は、過去5,000年間において

地球上で起こった噴火のなかでもっとも強力な

もので、噴火は数日から数週間継続したとされる。

この時代の大噴火で運ばれた火山ガラス片が、

約5000kmも離れた南極で見つかったのだ。

南極で見つかっ火山ガラス片は、232年の

噴火だとされているが、噴火はこの年の

一度限りではなかっただろうし、その前後の

年にも幾度となく大噴火を起こしていたことも

十分考えられる。

ニュージーランドでは、西暦181年に大噴火が

発生したとされている。

中国の後漢書では、桓帝と霊帝の治世の期間の

146年~189年の間に、食料不足で倭国大乱が

起ったと記録されている。

稲作が西日本に定着して間もない時期で、

人口が急増していた時期に当り、タウポ火山の

巨大噴火の影響が十分考えられる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: