農林水産省が9月までに発表した25年度産米の
作柄は[やや上回る]が13府県、[前年並み]が
29都道府県と予測し、全体では[概ね良好]だった。
作柄が平年並みであれば、玄米ベースの
生産量は前年比56万トン増の735万トン程度を
確保できると予測しており コメ不足は解消。
25年産米の検査結果によると、品質が最も高い
一等米比率は8月末時点で66・5%だった。
同時点での24年産米の63・7%に比べて、
2・8ポイント上昇した。
コメの等級はどのように決められるのか?
*一等米は整粒割合が70%以上、死米混入が
7%以下、着色粒混入が0.1%以下、もみ混入が
0.3%以下。
*二等米は整粒割合が60%以上、死米混入が
10%以下、着色粒混入が0.3%以下、もみ混入が
0.5%以下。
*三等米は整粒割合が45%以上、死米混入が
20%以下、着色粒混入が0.7%以下、もみ混入が
0.1%以下。
*規格外米 一等から三等までのそれぞれの
品位に適合しない玄米であって、異種穀粒及び
異物を50%以上混入していないもの。
食味ランキングの評価とは?
米粒子の外観による評価のほかに、専門家に
よる食味官能試験による評価がある。
食味ランキングの評価は、炊飯した白飯を
評価員(食味評価エキスパート)が実際に試食する
[食味官能試験]によって行われる。
複数産地のコシヒカリをブレンドしたものを
基準米とし、これと比較する形で対象のお米を
評価する。
評価項目は[外観・香り・味・粘り・硬さ・総合
評価]の6項目で、それぞれの項目について
基準米よりも良いか悪いかを判断する。
最高ランク[特A]を含む5段階のランク評価
結果は、以下の5段階のランクで発表される。
特A: 基準米よりも特に良好なもの
A: 基準米よりも良好なもの
A’: 基準米とおおむね同等なもの
B: 基準米よりやや劣るもの
B’: 基準米より劣るもの
[特A]はランキングの最高評価であり、これが
メディアなどで[日本一おいしいお米]として
取り上げられることが多く、人気の指標と
なっている。
25年2月に発表された[令和6年産米の食味
ランキング]で、最高評価の[特A]を獲得した
銘柄の一部。
コシヒカリ:栃木 新潟(魚沼) 富山 岐阜
三重 徳島
ななつぼし、ゆめぴりか:北海道
きぬむすめ:鳥取 島根 岡山 山口
にこまる:高知県
あきほなみ:鹿児島県
この評価には、新品種や新たに特Aにランク
インした銘柄が出るため毎年、注目が集まる。
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