心房細動の症状がある人にとっては、コーヒー
などのカフェインを含む飲料は、動悸や胸の
違和感、不整脈、息切れ、めまいなどの
発作に繋がるとして、避けるべしが原則。
だが、新たな研究から、コーヒーはむしろ
心房細動患者の特徴である不整脈の予防に
役立つかもしれないことが示された。
米医師会発行の医学雑誌に掲載された新研究で
薬物療法や電気ショックによる心調律回復療法
(カーディバージョン)を予定している心房細動
患者の成人200名を対象にした調査研究で、
1日1杯のコーヒーは不整脈の予防に役立つ
かもしれないことが示唆されたとする。
だが、専門家はコーヒーを飲んだ人の約半数は
依然として心房細動の発作を起こしていること。
参加者の約半数が心房細動を制御するための
薬を服用し続けていること。
更に、1日約1杯のコーヒーを飲む人だけを
対象としているため、それ以上の量を飲む人
などに、この結果を適用するには難があるとする。
コーヒーを1日4回以上飲む人が1割を居て
毎日飲む人は全体の7割強を占めるコーヒー社会。
コーヒーが健康に良い・悪いの議論は以前から
広く研究され、議論されて来た。
コーヒーを4杯以上飲む55歳未満の人は
飲まない人に比べて、男性では1・5倍、女性は
2・1倍も死亡リスクが高くなるとの疫学調査
結果が米国の大学チームの研究発表がある。
一方で、1日3~4杯のコーヒーは心臓病死の
危険4割減少させるとする研究もある。
或いは、毎日4杯以上コーヒーを飲む人は、
全く飲まない人に対して、アルコール性
肝硬変の発症リスクが5分の1になるとする
酒飲みにとっては嬉しい研究結果もある。
総じて、コーヒーは緑茶と共に健康に良いのだ。
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