研究者の間でも謎が多い高地性集落。
現在、700ヶ所にも及ぶ高地性集落の存在は
大分県を含む瀬戸内海沿岸部に集中しているが、
女王国が存在した九州北部などには存在しない。
また、一度だけの建設だけでなく、時間をおいて
複数回、建直された痕跡も見つかっているという。
専門家の間では、謎の多い高地性集落ば造られた
原因について様々な仮説が出されている。
ただ、[よそ者]が集団で移動して来たことだけは
確かなようで、しかも、北九州からやって来た。
考えられている中で、秦が版図を拡大した際の
影響や、大飢饉による大陸や朝鮮半島からの
流民だったのではないかとする説がある。
2000年ほど前に、ニュージランド北島にある
タウポ火山が巨大噴火をして、世界的な気候
変動を引き起こしているので、その影響も
無視できない。
倭国大乱、卑弥呼が支配した女王国、神武東征、
高地性集落と稲作地の北上と飢饉などなど
タウポ火山の巨大噴火との関連性がありそうだ。
高地性集落の幾つかには、岡山市の貝殻山遺跡、
香川県三豊市の紫雲出山遺跡、兵庫県芦屋市の
会下山遺跡、大阪府高槻市の古曽部・芝谷遺跡、
大阪府和泉市の観音寺山遺跡、奈良県五条市の
釜窪丈六堂遺跡。
日本海側では島根県安来市の陽徳遺跡、鳥取県
米子市・大山町の妻木晩田遺跡などがある。
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