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2007年12月8日土曜日

バス旅行で新しい世界



白樺林の川 (油絵 : 10号)



乗用車での移動や旅行に慣れてしまっていますが
たまに、バスに乗ってゆったりと景色を見ると、
全く違う場所を走っているような錯覚に襲われる
ことが あります。

目線の高さの違いからか、景色が走っているようにしか
思えない乗用車と、高い位置から見下ろす景色とでは
これほども違うのかと思うほどです。

通りなれた町の中でも、パリやニューヨークの下町を
描いた絵画と違わないようなスポットを見つけて、
こんなに良い場所があったのだと持っていたイメージが
変わってしまったこともあります。

とりわけ、高速や自動車専用の道幅の広々としたところから
地方道の狭い道を、村の中や林の中などを走っている時は
自分で運転をしていると左右の景色などを見る余裕はなく
反対に、飛び出しや障害物などで、神経を尖らして、事故に
備えた態勢を必要とします。

このような道こそ、バスで、少し高い目線で村の生活を、また
林や田畑の姿を眺めながら通り抜けることは、非常に気持ちが
和むリラックスした時間を楽しめます。

ハイスピードでのドライブも爽快感を味わう上では欠かせませんが
自然の中のゆったりとした雰囲気を味わうには、やはり、バスが
最適だと思っています。

しかし、バスの時刻表だけには、倍以上の神経を使はねば
なりませんが、これは仕方が無いことでしょう。
備えよ常に! 備えあれば、憂いなし」です。
非常持出袋は、ありますか。

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