白樺林 (油絵 : 10号)
寒い時の雨上がりは、一段と冷たさを感じます。
朝の寒さがそのまま残ったような冷たさです。
雨上がりだけに、元気良く、早足で歩くとか、走るとかも
出来ずに、ただ、静かに、そーとしているだけ、という
一日になってしまいます。
散っている枯葉も、地面にへばりついて、とても詩情
のある癒しの世界ではありません。
このような日は、絵画でも見に美術館へ行くか、映画を
見に行くのが、適しているようです。
とはいっても、それは街中の人のことであって、人気の
少ない田舎町や、バスもまともに、通ってこないところでは
そのような願いはかなえられません。
雨の日は、軒先から落ちてくる雫を眺めながら、雫にも
表情があるのだなとか、あわてん坊のも居れば、
のんびり屋もいるのだななどと思いながら時間を
過ごすしかないようです。
晴れの日は、周り全てが自分の世界であり、癒しの場で
あって、気ままに畑を耕し、草取りをして、気が向けば
林を歩くことが出来ます。
晴耕雨読といいますが、雨だからと言って、本やテレビだけで
一日を過ごすのは、苦行でもあります。
怪我や病気で外へ出られぬ日が続くことを考えて
家の中ででも、思うままに時間を楽しめる道楽を
身に付けて、イザという時に備えなければ、と思う
今日この頃です。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
非常持出袋は?
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