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2010年6月17日木曜日

深刻なメキシコ湾の油汚染

山中の滝   油絵  10号








今年4月20日にメキシコ湾にあるBPの油井で爆発

事故が発生した時には、大事故だとの報道はなかった。

しかし、その後、原油噴出口閉鎖に備えて専門チームが

編成されて作業に当ったが、水深1500メートルの海底

にある油井での事故であるために、作業が失敗した

ことから、事態は一気に深刻化している。

BPの発表では、1日当り、5000バレルの原油が噴出

していると発表していましたが、専門家の見方では、実に

1日当たり、その4~6倍にもなる2万~3万バレル、

ドラム缶では2万本前後にもなる原油がメキシコ湾に

流れ出しているのです。

沿岸地域では非常に大きな被害が発生しています。

噴出阻止に備えた対策が講じられてはいても、深海での

未経験の工事であるために、具体的に有効な手段は

見つかっていないのが現状のようです。

オバマ大統領は、4度にわたり現地を訪れており、また

6月16日にはBP幹部とホワイトハウスで会談して、原油

流出阻止や被害補償に備えた具体策を協議しました。

現在のところでは、汚染による環境保護団体からの補償

要求推定額も含めれば、BPの損害は300億ドルを

はるかに超えると推測されています。

BPの経営危機だけでなく、海上でないと新規の油田開発が

出来ない中、海上油田開発が禁止される事態になれば

石油メジャーの将来に一気に暗雲が垂れ込めます。

原油相場は、このところ上昇に転じており、6月中旬には

75ドルを超えて、再び悪夢の世界に向かっています。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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