今年の1月の1所帯(1人暮らしを除く)当りの
消費支出が4カ月連続で減少したという記事が
ありましたが、収入が増えず、増える見込みが
ない以上、支出が増えるわけがない。
当たり前のことだが、当たり前に受け取れず、
少なからず腹立たしさを覚えるのは、しがない
所帯主のひがみか。
先が見えぬ限り、余裕が有る無しに拘らず、
少しでも明日の生活に備えて、支出を抑えるのは
当然の自己防衛であって、これが貯蓄は増えても
支出が減る結果に結びつく。
解決策は一つ、雇用を増やし、給与を上げて
少しでも家計を潤して、買いたいものにお金が
使えるようにすること。
今年の春闘の動きを見てみると経営者側も、
少しはデフレがこたえて来たのか、或いはこの
ままでは優良企業の日本脱出に結びつく懸念が
強くなって来たのか、がむしゃらさが薄れている。
生活保護所帯ばかりが増える社会は困ったもの。
明日に備えた経済の舵取りをしっかりして欲しい。
ない袖は振れぬと開き直っている時ではない。
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