夕映えの富士山 油絵
福島原発の総発電能力908万Kwが丁度その
まま今年の夏の電力不足量の1000万Kwに。
今回の大地震で東京電力は、福島原発だけで
なく、福島県の広野や常陸那珂の火力発電所も
被害を受け、東扇島(川崎)と鹿島も停止中。
3月末前の総出力をTVニュースでは3850万
Kwと報道していた。
東京電力の備えている総発電能力は7000万~
7500万Kwと書いている記事があったが、
7000万Kwだとすれば、現在は55%の稼働率。
夏の需要期になれば、例年6000万Kwの電力
供給が必要になるという。
3月30日の東電の会長の話では、可能な限りの
発電量は最大限で4650万Kwだという。
幸い福島原発に近い女川原子力発電所が、軽い
地震被害で済んだことから、この原発が備えて
いる発電容量210万Kwや、北海道電力、更には
中部電力からの50サイクルへの変換能力限度の
100万Kwの融通を受け、取れるものを全て取り
集めても、なお1000万Kwの不足となるという。
不可抗力の天災による福島原発崩壊による供給
不足ばかりではなく、もともと需要に応えるだけの
供給能力を備えていなかった東電の責任が重い。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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