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2011年3月23日水曜日

一体いくらなら大丈夫なんだ?

玉葱と書物のあるテーブル  油絵



原発事故でこのレベルでは心配はない、この

数値は危険なので身の安全に備えて避難が

必要だ、作業は見合わせだ、などとのニュースの

度にシーベルト(sv)という言葉が出て来て、今

すっかりおなじみに。

ただ、報道する人も間違ったように、マイクロと

ミリの呼称単位のややこしさ。

ミリは1/1000、マイクロは、1/1,000,000、即ち

千分の1と100万分の1と1000倍の差がある。

一般人が、1年間に浴びても安全性を備えている

範囲が1ミリシーベルトの量。

量だから、放射線の強さと時間の掛け合わせだ。

例え1時間に10マイクロシーベルトの量だから

安心だと言っても、4日間、その場所に居れば

960マイクロシーベルトとなり、5日目には1年間の

基準量である1000マイクロシーベルト、即ち

1ミリシーベルトを超える危険性を備えた量だ。

ホウレンソウから検出された放射線量は、毎日

15グラムを食べ続けてもCTスキャン1回の1/5

の量だから、ポパイ以外の人は安全だとのこと。

だが、我々は米や野菜果物、更に魚や海産物も

安全性を備えた適正な食物だとの保証が欲しい。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?





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