ユリのある静物 油絵
3月3日に国連食糧農業機関(FAO)が発表した
世界の食料価格の指数は、2月より更に上昇し、
過去最高を更新して236.0となりました。
小麦を始めとする穀物類への需要は新興国を
中心にして伸び続けています。
更に、リビアの騒乱などが中東地域の産油国へ
拡大する恐れから原油市場は不安定さを増し
、
原油価格の更なる高騰の可能性を備えています。
原油価格の更なる高騰の可能性を備えています。
これらのことから、今後とも食料価格の上昇は
避けられないと懸念されています。
FAOはアジア太平洋地域の日本を含む主要国の
代表をタイのバンコクに集めて食料価格の高騰に
備えて緊急会議を開きました。
各国が国の枠を越えて、食料の備蓄や増産に
ことを確認しました。
チュニジアのジャスミン革命も食料の高騰が引き
金となって政変に結びついているだけに、今後も
高騰し続ける可能性を備えた食料価格への
各国の前向きな協力が欠かせなくなっています。
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