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2011年3月14日月曜日

ガソリン価格が145円に

舞台の踊り子  油絵







リビアでの動乱が内戦の様相を呈して、長期化

する可能性を備えて来ている。

リビア産の原油に頼るヨーロッパでは、原油価格が

高騰しており、北海産の原油価格が1バレル当り

115ドル超にまで跳ね上がっている。

一方、NYの原油市場でも同様に100ドルを超に。

リビアからの輸出が止まった量については、増産

余力を備えているサウジアラビアが、400万バ

レルまでの供給が可能と発表したので、総量と

しては心配が無いものの、他の産油国などへの

波及の可能性もあることを材料に、投機資本が

原油市場に流れ込んで相場をあおっている。

このため、国内のガソリン価格も急騰し一気に

1リットル当たり6円50銭高の145円50銭に。

中東の産油国での不安要素が容易に消えそうに

ないところに加えて、今年の年間の自動車

販売台数が2000万台にも達しそうな急速な

モーターりゼーションが進んでいる中国の原油

輸入量が増加し続けており、値上がりの最も

大きな要因となっているだけに、暫くはガソリン

価格の値下がりは期待できそうにない。

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