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2011年3月10日木曜日

予想外に多い認知症の人

凱旋門のある通り  油絵  10号




認知症に対する自治体の取組み方などの実態

調査をした機関の報告が出ていました。

介護を必要とする事態に備えて申請を自治体に

提出した場合に初めて、自治体は本人の症状を

チェックして実態を把握でき、また、介護保険の

適用者の内容のデーターを手に入れます。

それでも、この調査機関の報告では、認知症に

関連する実数を正確に把握して、データーを

備えている自治体の比率は高くはありません。

民間の介護期間撒かせで、申請書類からの

データーの数字が存在するのみです。

介護保険を受けずに家族が介護している、或いは

軽度認知障害 のレベルとして治療を受けている

人などは実数が不明です。

調査で得られた数字からの類推では、現在全国で

高齢者の認知症の人は270万人いるようです。

ざっと、50人に1人以上の割合となります。

更に多いのが予備軍となる、軽度認知障害の

人たちの存在です。

この人たちの認知症への進行阻止に備え

取組みの必要性が叫ばれています。

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