FAOが発表しました。
新興国を中心に穀物への需要が活発かしており
更に中東情勢の混乱から原油価格の上昇も避け
られないため、小麦を中心に食料価格は今後も
上がり続ける可能性を備えています。
小麦、トウモロコシ、コメなどの主要な食料品の
価格の動きが対象とされていますが、この中に
2002年~2004年の価格を100として指数で
価格の動きが比較されていますが、当初から
この食用油関連の材料の価格は一本調子で
上がり続けています。
東南アジでは、料理で油を使用することが一般
的で、特に量と価格の安定性を備えたパーム油
(ヤシ油)は広く使用されています。
シンガポールに、パーム油を原料とし、年間に
80万トンのバイオディーゼルを生産する能力を
備えた世界最大の工場が建設されました。
既に、タイなどではパーム油が値上がりし始め
ており、一段の値上がりは避けられません。
地球温暖化対策に有効だとはいえ、貧者への
犠牲によって成り立つ対策に誰が喜ぶのか。
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