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2012年2月3日金曜日

大気汚染物質が80倍

花と塔  油絵






1月23日は中国人社会ではお正月、旧暦では

元旦に当るためお祝いで大賑わいだ。

この日に備えて遥々と帰郷して来た人々は

家族とともに春節を祝う。

だが、この日の北京は爆竹の煙で大気汚染は

極限の状態にまで悪化したという。

大晦日の22日の夕方から各所で爆竹が始まり

北京市環境保護モニタリングセンターの発表では

センターに備えられた観測機が、大気1m3当り

1593マイクログラム(μg)を記録したと言う。

PM2・5の濃度測定で、200μgを超えると

重度の汚染で500を超えれば危険状態だ。

平常であるべき数値が20μg以下とすれば

実に80倍の汚染と言うことに。

お祝いが在れば爆竹が使用されるお国柄だが

爆竹や花火による火災も頻繁に発生して春節は

非常に危険な1日に。

かっては、新築完成が間近いTV局のビルを

全焼させる火災事故も発生している。

 
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