赤い花畑と青い山脈 油絵
1月23日にEUがイランからの原油の輸入を
中止する決定をした。
イランにとっては中国に次ぐ重要な輸出先だ。
日本を含む欧米のイランからの原油輸入中止の
措置に対してイランが強硬に反発をしている。
日本の原油輸入量の半分以上を運ぶタンカーが
通過するホルムズ海峡を封鎖すると脅したり
大規模な軍事演習を行うなど情勢が一気に緊迫。
アメリカはイランの挑発に備え空母2艦隊を派遣。
空母ジョージワシントンがホルムズ海峡を通過し
ペルシャ湾に布陣して臨戦態勢に着いた。
禁輸措置が実行される7月にかけては気が
許せない緊迫した状態が続きそうだ。
10月に75ドル台まで下げた原油価格も一気に
100ドルを突破し、今後の成り行きでは200
ドルの可能性もあり得る事態に。
日本にとっては原油だけでなく天然ガスの
調達にも赤信号が点る。
原発の相次ぐ稼働停止に備えた火力発への
切り替えで需要が急増している天然ガスの
供給元のアブダビからの輸入に大きな影響が
出るため、エネルギー不足で日本の国は窮地に。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿