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2012年2月20日月曜日

桜島爆発記録 3年連続で更新

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
マダガスカル」の夕日  油絵
 
 



2011年1月に新燃岳がマグマ噴火を起こして

1年が経った。

昨年末には、新燃岳の火口付近の地下では

マグマ活動が活発化しており、今年の初めにも

再噴火がある可能性があるとして、避難などの

備えをするように呼び掛けられていた。

国土地理院の発表では、1月の噴火後からの

山容の地殻変動などの観測データから、火口の

北西数キロの地下深くに「マグマだまり」があり、

このマグマだまりに対して、マグマの供給が

続いていて、年末には800万m3程になるという。

1月の噴火の際のマグマ噴出量が1200万m3と

されているので、約2/3程の量に達している。

マグマが蓄積されて圧力が高まると噴火の

可能性も高まるため備えを怠れない。

同じ火山帯の桜島では、活発な噴火活動が

続いており、特に昭和火口での噴火が激しさを

増している。

12月上旬には、1955年の観測開始以来の

最高となる爆発回数、897回を超えている。

新燃岳と共に桜島も要注意だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
 
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