ページ

2012年2月10日金曜日

中国 暴騰する翡翠価格

湖畔の秋  油絵





金余りで行き場を失った資金が不動産バブルを

引起し、日本でいうマンション転がしも転がる

先がなくなって、最近では暴落が始まった。

地方の田畑の中に建つ高層マンションの多くは

夜になっても明かりが点かない幽霊館となった。

インフレに備えて金買いに殺到した資金は

今度は、宝石類、中でも中国では古来、最も

珍重される翡翠に資金が向かっている。

古代の玉(ぎょく)は翡翠と呼ばれ、霊気を備え

神聖な石として、王のシンボルである玉璽に

使用されていた。

古代からタクラマカン砂漠南部の僻地の和田

(ホータン)から産する玉は、和田玉と呼ばれて

特別な品位を備えていて、特別に珍重された。

2000年ごろには1g当り、20~30元(250~

375円)程度のものが、今では1~2万元に。

翡翠村と呼ばれる広東省のある市では、42万

人の人口のうち1/3が翡翠の売買で生計を立て、

連日5千軒以上の店に、全国から投機で金儲けを

目論む人が押し掛けて街が沸騰していると言う。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?























0 件のコメント: