東尋坊 油絵
人間社会は、農業が生活基盤となるに従い、
太陽の動きが日々の営みを支配することになった
この太陽の動きを時間として捉えて無理やりに
1年は365日、1日は24時間としようとすると、
太陽は人間社会に合せる機能など備えていない
ため、割り切れない時間の半端が出て来る。
太陽の動きを基にして作られた大陰暦では
半端の時間調整のために1日分にまとめ閏月を
設けて調整して来た。
現在では、文明の進化に備えて原子の動きを、
基にした原子時計が標準時間として用いられて
いるが、これでもごく微小ながら気紛れに動く
地球の自転との間に時間差が生じる。
この時間差の調整に備えるため、ずれが0.9秒
以内になるように閏秒を設けて調整を行って来た。
高度に発展した情報社会では、この閏秒を廃止し
原子時計に統一しようとする動きが出ている。
地球の自転や太陽の動きとは別に、時間が
刻まれることになり、この時間の差が50年間で
30秒になると言う。
そうなれば、7万2千年先には、お昼ご飯を
真夜中に食べねばならぬことになるが。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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