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2012年2月18日土曜日

4年ぶりの結氷や御神渡り

山の黄葉   油絵







5mを超す積雪や、50人を超す雪降ろしなどに

よる犠牲者のニュースなど今冬は積雪が並でない。

やんちゃ坊主のラニーニャがもたらした異常な

寒さで、氷の世界でもニュースが多い冬だ。

北海道では、オホーツク海に面した海岸には

例年になく流氷が接岸している。

また、屈斜路湖では全面氷結して、2月14日には

「御神渡り」が出現して観光客を喜ばせている。

厳冬のおかげで、現地では観光客来訪に備え

うれしい悲鳴が聞こえてくる日々だ。

「御神渡り」のご本家と言えば諏訪湖。

10日以上も氷点下10度前後の日が続いて、

諏訪湖が全面氷結。

更に、10度にもなる昼夜の寒暖差の大きさで

氷が暑さを増して、立春の日に轟音とともに

南北に「御神渡り」が出現し、早速神事に備え

見立てが行われ、6日に「御神渡り」神事挙行。

伝説では諏訪神社上社の男神の建御名方神

(タケミナカタノカミ)が、北岸にある下社の女神の

八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)に通う道筋として

「御神渡り」が起るとされている。

不景気から好景気への「御神渡り」が待ち遠しい。

 
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