山の黄葉 油絵
5mを超す積雪や、50人を超す雪降ろしなどに
よる犠牲者のニュースなど今冬は積雪が並でない。
やんちゃ坊主のラニーニャがもたらした異常な
寒さで、氷の世界でもニュースが多い冬だ。
北海道では、オホーツク海に面した海岸には
例年になく流氷が接岸している。
また、屈斜路湖では全面氷結して、2月14日には
「御神渡り」が出現して観光客を喜ばせている。
厳冬のおかげで、現地では観光客来訪に備えて
うれしい悲鳴が聞こえてくる日々だ。
「御神渡り」のご本家と言えば諏訪湖。
10日以上も氷点下10度前後の日が続いて、
諏訪湖が全面氷結。
更に、10度にもなる昼夜の寒暖差の大きさで
氷が暑さを増して、立春の日に轟音とともに
南北に「御神渡り」が出現し、早速神事に備えた
見立てが行われ、6日に「御神渡り」神事挙行。
伝説では諏訪神社上社の男神の建御名方神
(タケミナカタノカミ)が、北岸にある下社の女神の
八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)に通う道筋として
「御神渡り」が起るとされている。
不景気から好景気への「御神渡り」が待ち遠しい。
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