春の渓谷 油絵
1月23日の未明に米南部のアラバマ州で複数の
竜巻が発生し、2人が死亡、100人以上が負傷し、
400棟以上の住宅が破壊された。
来襲に備える余裕もない未明であったため、
多くの負傷者が出ている。
昨年の4月には、観測史上で2番目となる大きな
被害を出した竜巻が発生している。
あちこちで発生した大規模な竜巻で340人に
上る死者を出す大惨事になった。
アラバマ州周辺は、特に竜巻が発生し易い
場所とされ、1925年には747人もの犠牲者を
出す過去最悪の大惨事があった。
以後、各家では竜巻の来襲に備えた避難壕を
造るようになって、人的被害は減っている。
わが国でも、最近竜巻警報がしばしば出される
ようになった。
2006年に宮崎県延岡市や北海道佐呂間町で
大きな竜巻の発生で死者が出る被害をだした。
これを受けて気象庁では、竜巻の早期察知に
備えた気象レーダーの開発・設置に努めている。
精度の高いXバンドレーダーの設置も近い。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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