青い花瓶の花
ユルブリンナーとデボラか―の映画といえば
名作「王様と私」。
この映画でショックを受けたのはユルブリンナーが
ツルツルの丸坊主だったことだ。
老人ならとも角、若い年代での禿げ、若禿げは
人前では隠すモノだった時代で、余りの堂々と
して、威厳さえ備えた姿に驚いたものだ。
最近では、、見かけは感心しないが男らしさを
強調するためか、スキンヘッドが流行でもある。
だが、青年期に禿げが始まる脱毛症に悩む
男性が全国に８００万人いるという。
最近になって、脱毛症を引起すメカニズムが
判明し、新薬の開発につながると期待されている。
脱毛症の患者の脱毛が進んでいる皮膚では
「プロスタグランジンＤ２」という物質を造り出す
遺伝子の働きが正常な部分と比較して３倍も
活発であることが判った。
この「プロスタグランジンＤ２」は皮膚内にある
蛋白質の「ＧＰＲ４４」と結合して脱毛症を引起す
働きを備えていることも突き止められた。
少しでも早く進行を止めたい人には朗報だ。
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