厚生労働省の報告では、ほぼ根治されていたと
思われている結核が原因で、毎年2000人が
亡くなっているとのショッキングな報告があった。
感染患者は、推計で2万人に達するとされる。
結核は、結核菌が空気伝染する感染症。
症状は長引く咳や微熱、たんなどで風邪と非常に
似ているが、進行はとてもゆっくりで、症状が
出たり出なかったりする周期もある。
健常人は感染しているだけでは体に害はないが、
免疫力が低下した時に発症する。
症状が進行して、結核菌が増殖し、その結果肺の
組織が破壊されると血痰が出るようになり、更に
重症化すると死に至る場合がある。
人にうつす危険性を備えている場合は、2~3ヶ月間
入院する必要があり、その治療費は法律により
公費で賄われる。
よく似た長引く咳の感染症に肺炎球菌がある。
特に65歳以上の高齢者が肺炎をおこす原因で
最も多いのが「肺炎球菌」という細菌。
肺炎球菌はとても身近で、鼻や喉に付着している
場合もあるが、免疫力が落ちていて、肺炎球菌が
気道から肺に入ると、肺の中で肺炎球菌が増殖し、
肺炎を起すことがある。
感染防止対策は、歯磨きやうがいなどで口の中を
清潔に保つことと、「肺炎球菌ワクチン」の接種。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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