終戦後の一時期、シラミとノミと共に、時折登場して
悩ませたのが南京虫(トコジラミ)だった。
だった、というのは既に日本では40年前に根絶
させていた筈だった。
その南京虫が、「スーパー南京虫」となって復活し、
街の宿泊施設などで猛威を振っていると言う。
咬まれると猛烈な痒みを備えているため大騒ぎに
なると言い、最近は一般家庭にまで広がり出した。
中国や東南アジアからの観光客の増加と共に
拡散が顕著になったもので、観光客の荷物などに
紛れ込んで持ち込まれたのだ。
東南アジアなどへの旅行時には、スーツケース
などを床に直に置かないように注意が必要。
スーパー南京虫は、成虫で体長5~8mmで、
スーツケースの車輪の隙間などに入り込む。
増殖し続けるスーパー南京虫は、市販のピレス
ロイド系殺虫剤に耐性を備えているため、専門
業者に駆除依頼をするしかないと言う。
高熱の蒸気などで殺虫するか、業務用の有機
リン系液剤で駆除するのが有効な対処法。
最近は、駆除事業分野への新規参入者も増えて
いるというが、駆除依頼に追いつかないようだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿