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2016年4月2日土曜日

飼い猫の遺伝子、人間になつくよう変化

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
東大寺 大仏殿



最近は空前の猫ブームだと言われる。

猫は、早ければ生後5ヶ月、通常7ヶ月もすれば

発情し、一度に3~5匹出産する。

この勢いで出産を繰返されると、家だけでなく

街中も瞬く間に猫で埋まってしまいそうだ。

昨年春、黒斑の野良猫が親とそっくりな黒斑

模様を備えた子供を6匹生んだ。

親子が空家の庭で遊んでいる姿が可愛いいと

近隣の人で世話を焼く人も居たようだ。

その内の1匹が、親元から300mほど離れた我が家

周辺を縄張りにして、黒や茶斑の仲間とうろつき

回っており、近隣では排尿や庭荒らしで迷惑千番だ。

猫は、最近の研究で猫同士で互いのコミュニケー

ションを優先する無臭のフェロモンを備えており、

また、エサを与えられることに対する反応、記憶、

恐怖の条件付けに関連して遺伝子の変化が進んだ。

この遺伝情報の変化からは、エサに対する反応が

敏感になって、人間に対する恐怖が少なくなり、

人間に従順になり人懐っこくなったとされる。

一方、犬は群れで行動し、嗅覚を高度に発達させ、

猟犬から番犬へと人間世界での役割を担うことに。

2015年10月現在、犬の飼育頭数は9917千匹で

14年は10346千匹、更に11年の11936千匹から 

毎年50万匹ほどづつ減少している。

犬の飼育コストが猫の1・5倍以上かかることや

散歩に連れ出す面倒さも減少の原因なのだろう。

他方で、猫は2015.10月現在、猫の飼育頭数は

9784千匹、14年が9959千匹、11年では9606千匹と 

増加傾向が続き、今年中には逆転しそうだとか。

飼育戸数は減っているが、飼育の多頭化が進んで

いることや老齢化と共に飼い易さがあるからだろう。

でも、これには殖え続ける野良猫は含まれていない。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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